「PRIDE指標2023」最高評価のゴールド受賞 昨年に続き2年連続
28.12.2023 - Commitments
世界最大の化粧品会社ロレアルグループの日本法人である日本ロレアル株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:ジャン-ピエール・シャリトン)は、日本初の職場におけるLGBTQ+などのセクシュアル・マイノリティへの取り組み評価指標である「PRIDE指標2023」(主催:任意団体work with Pride)において、最高評価である「ゴールド」を受賞したことをお知らせします。日本ロレアルの「PRIDE 指標」ゴールドの受賞は、2022年に続き2度目です。
ロレアルグループは、「世界をつき動かす美の創造」をパーパス(存在意義)として掲げています。ロレアルは、美とは多様で公正、包摂的なものと考えています。「社員の人権に関する方針」を定め、社員に対する、ジェンダー、性自認、性的指向、障がい、年齢、国籍、宗教などの理由に基づくあらゆる差別を一切許容しないことを宣言しています。
日本法人である日本ロレアルでも、社内外に向けDE&I(多様性、公正性、包摂性)を推進しています。世界中の一人ひとりにテーラーメイドの美を提供する「Beauty for All, Beauty for Each - すべての人のための美、一人ひとりのための美」を企業使命とするロレアルにとって、多様性は創業当時から企業文化に根付いており、社員の自認するジェンダーやセクシャリティに応じて、個人の多様な状況に寄り添って対応しています。
二年連続の受賞に関して、日本ロレアル代表取締役社長のジャン・ピエール・シャリトンは以下の通りコメントいたします:
「日本ロレアルがプライド指標の最高位である「ゴールド」を2年連続で受賞できたことを大変光栄に思います。ロレアルはグループ全体でも国連の“ビジネスにおけるLGBTI行動基準”の初期スポンサーの1社であり、LGBTQIA+の従業員支援を積極的に打ち出しています。誰もが自分らしいアイデンティティに誇りを感じられることが重要であり、制限なく活躍できる場を会社として提供したいと考えています。その一環として、取引先の他社やNPOなどの外部の組織と連携し、より広がりのあるインパクトを創出していることを評価していただきました。日本ロレアルでもDE&Iコミッティのメンバーである社員自らが自主的にリーダーシップを取り、社員向け研修や勉強会を実施するなどの社風醸成に尽力してくれていることを誇りに思います。今後も社員がおたがいの違いを多用な個性として受け入れ、尊敬し合い、一人ひとりが輝ける社会を実現できるよう貢献して参ります」
日本ロレアルでは、2022年に社内初の「日本ロレアルDE&Iコミッティ」を設立し、LGBTQA+を活動の柱の一つに掲げ、アンコンシャス・バイアスの研修や外部講師を招いた勉強会などを社員向けに実施しています。 今年4月には「東京レインボープライド」に初参加し、有志の社員とその家族・友人ら総勢150名がパレードを練り歩きました。さらにプライド月間には、「自分に誇りを」をテーマにイベントを開催したほか、さらなるDE&I促進を目指してアライ・コミュニティを始動しました。また日本ロレアルは日本国内における婚姻の平等(同性婚の法制化)に賛同する企業を可視化するキャンペーン「Business for Marriage Equality(BME)」への賛同を表明しているほか、採用時の応募入力項目における「性別」欄を撤廃もしくは任意入力へ変更しています。
日本ロレアルでは、今後もDE&Iを推進し、社員をはじめ、すべての人が自身の望む選択ができる多様で公正、包摂的な社会の実現に貢献して参ります。
PRIDE指標について
PRIDE指標は、LGBTQ+が働きやすい職場づくりを日本で実現するためにwork with Prideが2016年に策定した日本で初めてとなる、LGBTQ+に関する企業・団体等の取り組みの評価指標です。Policy(行動宣言)、Representation(当事者コミュニティー)、Inspiration(啓発活動)、Development(人事制度・プログラム)、Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)の5つの指標で構成されており、各指標内で指定の要件を満たしていれば点数が付与され、点数により、ゴールド、シルバー、ブロンズとして企業・団体が認定されます。
work with Prideについて
work with Pride(wwP)は、企業などの団体におけるLGBTQ+(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーなどの性的マイノリティ)に関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援する任意団体です