ロレアルグループ、8年連続でCDPトリプルA企業に認定

15.02.2024 - Group

ロレアルグループ、CDPより8年連続でトリプルA企業として認定される唯一の企業に
「気候変動」「フォレスト」「水セキュリティ」領域における環境活動の実績が評価

世界最大の化粧品会社ロレアルグループ(本社:パリ)は、 現地時間2月6日、世界的な環境NGOであるCDPの「Aリスト」に8年連続で選出されました。これは、当社が環境の透明性を確保し、気候変動への取り組み、森林保護、水の安全確保において優れたパフォーマンスを示す企業であることの評価です。

ロレアルは、2023年にトリプルAの評価を受けた10社のうちの1社であり、CDPによって評価された21,000社以上のうち、3分野全ての環境スコアリングで8年連続トリプルA評価を獲得した唯一の企業です。

CDPの年次環境開示および評価プロセスは、企業の環境透明性を測るゴールドスタンダードとして広く認知されています。

CDPは、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)に準拠しており、世界最大の環境データベースを保有しています。CDPのスコアは、ゼロカーボン、持続可能で強靭な経済に向けた投資と調達の意思決定に広く活用されています。2023年には、総資産額136兆ドル以上を有する740以上の金融機関が、企業に対して環境への影響、リスク、機会に関するデータをCDPのプラットフォームを通じて開示するよう要請し、過去最高の23,000社が回答しました。

ロレアルグループCEO ニコラ・イエロニムスは次のように述べています:
「ロレアルが8年連続でトリプルA評価を獲得できたことは、大変な栄誉であり、非常に誇りに思います。この功績は、最新の気候変動科学に基づき当社のビジネスを大きく変革すると決断し、美の世界的リーダーとして先進的に取り組む姿勢を評価していただいた結果と受けとめております。この変革は、最高社会責任者(CCRO)であるアレクサンドラ・パルトの先見的なリーダーシップのもと、2030年に向けて推進していますが、ロレアル全チームの貢献とエコシステム全体との緊密な連携により、すでに重要なマイルストーンは達成されています。私たちが直面する社会的および環境的な課題の大きさを考えると、有効な対応策は唯一、共に力を合わせて取り組むことであり、私たちはこれからも積極的に努力し、貢献していくことを約束します」

この度のトリプルA認証は、ロレアルグループが遂行するサステナビリティ実現のための変革、ならびに、当社のサステナビリティプログラム「ロレアル・フォー・ザ・フューチャー」において掲げている2030年までの野心的な目標が評価されたものです。このプログラムは、気候変動への取り組み、持続可能な水資源の管理、生物多様性の尊重、天然資源の保護といった具体的なコミットメントを通じ、自らを変革し、ビジネスエコシステムを強化し、グローバルな課題の解決に貢献するという3つの柱に基づいて構築されています。

CDPは、詳細かつ独立した手法でこれらの企業を評価し、情報開示の包括性、環境リスクに対する認識と管理、野心的で有意義な目標設定などの環境におけるリーダーシップに関連するベストプラクティスの実施に基づいてAからD-までのスコアを割り当てています。開示がない、または情報提供が不十分なものはFランクとなります。

CDPのCEOであるシェリー・マデラ氏は、次のように述べています:
「CDPのAリストに選ばれたすべての企業、および2023年に環境の透明性への取り組みを開始または加速させた企業に感謝を申し上げます。昨年と比べて開示企業が24%増加したことは素晴らしい前進です。ネットゼロで自然界にポジティブな未来をもたらすために企業が果たす重要な役割に、各社が真剣に取り組んでいることを示すには、情報の開示基盤を築くことは不可欠です」

今年のCDP Aリストに選ばれた企業はこちらからご確認いただけます:
https://www.cdp.net/en/companies/companies-scores

 

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