Middle East
世界最大の化粧品メーカーである仏・ロレアル（本社：パリ）は、現地時間2022年11月2日、「Universum （ユニバーサム）社」1が実施した経営学を専攻する学生が就職先として最も魅力的な企業を選ぶ世界ランキングで、2年連続5位にランクインしたことを発表しました。欧州の企業としては首位の座を獲得しています。
経営学専攻の学生は、ロレアルの企業文化は、様々なポジションを経験し、若手のころから責任ある仕事に携わることを通じて、社会人としてだけでなく個人としての成長も促す、社員を中心に置くもので、多様で包摂的な職場環境を育み、起業家精神の豊かな企業であると認識しています。また当社グループの社会的・環境的な取り組みや、現代社会が抱くグローバルレベルでの課題に対応し、若者が求める企業パーパス（存在意義）に応える能力を有していることも評価しています。
2022年のランキングには、2021年に開始したグローバル規模の若者雇用プログラム「ロレアル・フォー・ユース」の導入が、当グループがこれまで若者に対して長期にわたって取り組んできた実績をさらに強化したことが反映されています。本プログラムにより、30歳未満の若者に対し、2022年には25,000件の職業機会を創出することができる見込みです。
「当社は、ユニバーサムで上位にランクインされたことを大変光栄に思います。私たちの原動力である社員を中心に置く企業文化は、社会や地球に影響を与えつつ、包摂的で起業家精神に富んだ環境で成長し、発言力を持って関わって行きたいという若者の想いと共鳴しています。ロレアルでは、すべての社員が手を携え、『世界をつき動かすような美の創造』というユニークな体験に貢献しています」とロレアルグループ グローバル・ヴァイスプレジデント 採用担当のマイケル・キエンレは述べています。
ユニバーサムは、将来の就職先を選ぶ40の基準について質問した89,189人の学生からデータを収集しました。2021年10月から2022年5月にかけて、9カ国（アメリカ、カナダ、中国、インド、ブラジル、ドイツ、イギリス、フランス、イタリア）で実施されました。
1 ユニバ―サム社 スウェーデン ストックホルムに拠点をおき、30年以上にわたり企業の雇用者として指標などを中心に扱う企業ブランディングの分野で世界をリードし、本指標をはじめ複数の世界的な指標を扱う企業として信頼されている